オフィスの配線整理術!ケーブル類を綺麗にまとめるアイディア


オフィス,配線整理

オフィス環境で不満に思っていることはありますか?というアンケートを取ってみると。つねに上位にくるのが、「配線整理が上手くできない」というものなのだとか。確かに、オフィス内には電源コードやLANケーブル、電話回線などの配線が。

オフィスを開設した当初は綺麗でも、2,3年と経つにつれてつい配線周りはごちゃっとしやすいものです。デスク周りが配線で使いにくいことに、フロアにある配線に引っかかって断線させたなど。配線関係のトラブルというのは珍しくありません。

オフィス環境は日々の業務効率に直結するもの。だからこそ、配線整理はきっちりとしたいはず。そこで、今回はオフィスの配線整理術についてご紹介しましょう。今すぐできるアイディアも登場するので、オフィス環境の整備に活用してください。

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デスク周りの配線整理

オフィス内の配線でまず目につくのが”デスク周り”。デスク周りは個人の空間なだけに、社員各々が自由にレイアウトしていることも。だからこそ、整理を怠ると大変なことになりやすいです。では、デスク周りの配線整理術をご説明しましょう。

デスク周りは配線が集まる

デスク周りにはパソコンやビジネスフォン、デスクライトなどの”電源コード”。パソコンや複合機などの”LANケーブル”のような配線類が多く集まります。最近ではスマホやタブレットの充電コードなどもあり、デスク周りは乱雑になりやすいもの。

社員の裁量によって管理される空間なだけに、その人の性格によって整理整頓に差のでやすいのもデスク周りならではです。ただ、整理整頓されていないと効率の下がる危険性が。デスク周りはとくに配線整理するべき空間という訳です。

配線類はひとまとめに

オフィスにおけるデスク周りの配線整理は、”配線類をひとまとめに”するのが基本です。電源コードやLANケーブル、充電コードなどを合わせると5本,10本というのは当たり前。「これはこっちに」と細かく配線するのは難易度が高すぎます。

であれば、デスク周りの配線は全部ひっくるめてひとまとめに。”結束バンド”を使えば簡単に、かつ綺麗にまとめられます。ちなみに、針金タイプだと配線に干渉する可能性があるので、”樹脂製”の結束バンドが使いやすくておすすめです。

上手に隠すのがポイント!

デスク周りの配線整理は、ひとまとめにするだけでも十分に使い勝手がいいです。しかし、できればより綺麗にまとめたいもの。配線類は普段ほとんど触らないものなので、”上手に隠す”ことを意識するとデスク周りを綺麗に使えるでしょう。

この後、より詳しく紹介しますが、”ケーブルボックス”や”配線整理スタンド”など配線整理専門グッズを使うのがいいです。ただ配線を隠すだけでなく、ボックス自体がインテリアのようなデザインのものもあり、デスク周りをおしゃれにしてくれます。

CHAPTER 2



OAフロアでの配線整理

オフィスの配線整理でよくあるのが、電源コードやLANケーブルなどがフロア(床)にそのまま敷かれている状態です。オフィスを開設して1年,2年と経てば、配線類が増えれば仕方ないもの。では、フロアの配線整理術をご紹介しましょう。

フロアの配線は事故の素

「(配線が)フロアにあるくらい、邪魔にならないのでは?」と思われるかもしれません。確かに、先述したようなデスク周りとは異なり、フロアにある配線が作業の邪魔になることはほぼないでしょう。オフィスの隅っこに配線すればなおさらです。

しかし、フロアに配線していると、椅子のキャスターで引いてしまったり、足に引っ掛けて断線させてしまう危険性が。足に引っ掛ければ転んで事故の素ですし、電源が落ちればパソコン内の重要データが消去してしまうかもしれません。

OAフロアで1段底上げ

フロアの配線整理をするのなら、”OAフロア”を使ってみるのがいいでしょう。OAフロアとは本来の床から数十センチだけ底上げし、床下に配線できる空間の作れる部材のこと。最近では建物全体にOAフロアを使用したビルもあるほどです。

OAフロアを使うことでフロア全体で配線整理ができ、配線のほとんどを表にだす必要がなくなります。「ここにデスクがあって、配線があって」とレイアウトを気にすることもなくなり、より自由にオフィス空間を作れるのもOAフロアの魅力です。

OAフロアのタイプと特徴

配線整理に便利なOAフロアには、大きく分けて3つのタイプがあります。

支柱タイプ

床パネルを支柱で支えているタイプです。 支柱で支えているだけなので床下の空間を広く使え、配線整理の容量の広いことが。余裕を持って配線できるので、損傷するリスクの低いことが特徴として挙げられます。施工に手間はかかりますが、配線整理には理想的なタイプです。

溝タイプ

プラスチック(または樹脂製)のブロック状になっているタイプです。 すでにブロック状になっているので、ただフロアに敷くだけと誰でも導入しやすいことが。ブロック1つずつが小さいので、配線の取り出し口の位置を調整しやすいのが特徴です。DIY気分で手軽に施工するのなら、溝タイプがいいでしょう。

簡易二重タイプ

樹脂製のパネルと支柱が一体型となっているタイプです。 タイルカーペットを敷き詰めるようにパネルを敷き詰めるだけと、溝タイプ以上に導入しやすいのが。部分的に取り外したり、交換したりしやすいのが特徴です。ただし、配線できる容量は極端に少ないので、本格的な配線整理には向きません。

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フラットケーブルで整理

本格的にオフィスの配線整理をするのなら、”OAフロア”は導入を検討すべき選択肢です。しかし、OAフロアの導入には少なからず費用が、施工の手間がかかってしまいます。そこで、”フラットケーブル”での配線整理術を見ていきましょう。

配線類は結構な段差に

電源コードを始め、LANケーブルや充電コードなどの配線類は”丸み”を帯びているのが一般的です。1,2本ならまず気にならないですが、3,4本もまとめると結構な段差に。そのまま配線していると、足を引っ掛けてしまう危険性があります。

だからと、OAフロアをオフィスの床面全体に導入するとなると、部材(OAフロア)だけで少なくない費用に。業者に依頼するとなれば施工費用もかかります。「配線整理はしたいけど、費用はかけたくない」というのが誰しもの本音でしょう。

フラットケーブルなら段差がなくなる

OAフロアを使わずに、オフィスの床面に配線するのなら”フラットケーブル”を導入するのも1つの手です。フラットケーブルとはその名の通り、”平(フラット)”なケーブルのこと。通常のケーブルの3分の1程度と、平べったいケーブルのことです。

フラットケーブルであれば、ほぼ段差がないので床面に配線してもまず足を引っ掛けることはありません。また、平べったいので、ちょっとした隙間に配線することも。床面の凹凸部分を少なくでき、オフィス環境を損ねにくいのも魅力です。

フラットケーブルを配線するポイント

OAフロアよりも手軽に導入できるフラットケーブルですが、2つだけ配線するときのポイントが。

ケーブルはできるだけまっすぐに

まず、フラットケーブルは”できるだけまっすぐ”に配線しましょう。 というのも、通常のケーブルと比較して、フラットケーブルは”ねじれ”に強くありません。無理にねじ曲げたり、長期間曲がっていると断線してしまうことが。できるだけまっすぐ配線することで、綺麗にかつ長期的に使い続けることが可能です。

ケーブルはカーペットの中心を

次に、フラットケーブルは”カーペットの中心”を意識して配線します。 オフィスのフロアというのは、大抵は50cm四方のタイルカーペットが採用されています。カーペットの端、つなぎ目部分に配線してしまうとカーペットが剥がれやすくなることに。中心に配線することで剥がれにくく、凹凸もできにくいのです。

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配管での配線整理

先述した通り、オフィスによってはすでにOAフロアが導入されているところも。と同様に、床下に配線用の”配管”の通っているところもあります。せっかくならそんな配管を活用したいところ。では、配管での配線整理術をご説明しましょう。

オフィス内はすっきりしたいもの

オフィス環境を作るとき、1,2を争うほど重要とされるのが”配線整理”です。というのも、配線によってデスクや機器類の、通路(導線)などのレイアウトが変わるため。配線整理をどうするかで、オフィス環境が大きく影響されるためです。

誰しもオフィス内はすっきりと、少しでも使いやすい状態にしたいもの。できれば配線類は見えないところに、管理しやすいようひとまとめにしておきたいはず。であれば、あらかじめ”配管”の用意されたオフィスを借りるというのも1つの手です。

配管なら配線の露出を減らせる

あらかじめ配線用の”配管”が用意されていれば、あとは電源コードやLANケーブルなどの配線類を通すだけ。床面には一定間隔で出入り口用の穴が空いているので、配管に配線すればおよそ好きな位置まで伸ばすことが可能です。

すでにある配管を使うので、OAフロアのように床面を底上げする必要も。すでに用意されていれば、改めて施工する必要はなく費用も抑えられます。また、もし配管がなくとも、オフィスによっては後から施工できることもあります。

条件によっては配線の難しいことも

ただし、配管の容量は決して多くないので、条件によっては配線の難しいことも。例えば、すでに複数本を配線していると、新たに配線しようにも隙間のないことがあるのです。配管の構造が複雑だと、一般の方では難易度の高いことも。

また、配管によっては鉄製のことがあり、古いオフィスだとすでに錆び付いてしまっていることが。定期的に点検、整備していないと配線を通しにくいことがあります。もし、新しくオフィスを開設、移転するのなら配管周りもチェックしておくべきです。

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モールでの配線整理

個人事業主、小規模オフィスだとそれほど配線のないところも。床面に2,3本だけと、ちょっと気になる程度のところも。正直、ちょっとした配線整理のためにOAフロアや配管は大げさです。そこで、”モール”での配線整理術を見ていきましょう。

手軽に綺麗になら”モール”が1番!

モールとは”配線をまとめて保護し、周りから目立たなくする”ための部材のことです。様々な形状のモールがあり、床面だけでなく壁や天井などにも。裏面の両面テープを剥がし、好きな位置に貼るだけと簡単なのもモールならではです。

モール自体はホームセンターや家電量販店などで購入できます。最近ではネット通販もあり、格安で提供されていることも。床や天井など設置したい場所の形状、色合いに合わせたものを選べばオフィス環境を損ねることもないでしょう。

モールであれば付け替えもしやすい

オフィスの配線整理で意外と悩むのが、”配線整理のやり直し”をどうするのか。配線整理をした時点では完璧な状態でも、1,2年と経つごとにオフィス環境は変化していきます。デスクを移動したり、配線を増やしたりすることもあるはず。

その点、モールであれば必要な箇所を剥がし、新たに付け替えればいいだけ。OAフロアや配管のように、大掛かりな施工の必要はないのです。一般の方でも配線整理をしやすく、またやり直ししやすいのもモールの魅力と言えます。

モールで綺麗に配線整理するコツ

一般の方でも施工しやすいモールですが、より綺麗に配線整理するコツが3つあります。

モールは対象に対して90度を意識して

まず、モールは対象に対して90度(または並行)になるよう配置しましょう。 壁や天井にも配置できるモールですが、一般的には”床面”に。特にデスク周りに、椅子の足元周りに配置するものです。もし、モールをデスク(対象)に対して30度に配置したとすると足回りの邪魔に、見栄えとしても悪くなってしまいます。

できるだけ角や端に貼るのが望ましい

次に、モールはできるだけ角や端に貼るのが望ましいです。 モールはあくまで2,3本の配線をひとまとめにし、周りから目立たなくするためのもの。誰しも1度は目にしたことがあると思いますが、モールのある部分には出っ張りができます。通路の中央に配置すると、足を引っ掛ける原因になるのです。

環境に合わせたモールを選ぶように

最後に、モールはオフィス環境に合わせたものを選ぶのがいいです。 先述した通り、モールには床面から壁、天井と。さらに直線や角のように、環境に合わせた様々な形状のものが提供されています。また、定番の白色から、肌色系や茶色系などもあり、色合いを合わせることでより目立たなくできる訳です。

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アイディアグッズで整理

ここまで、デスク周りやフロアなどに対しての配線整理術をご説明してきました。どれもオフィス内の配線整理に役立つものばかりですが、ちょっと大掛かりになりがちです。そこで、より気軽に配線整理できる”アイディアグッズ”をご紹介しましょう。

ケーブルボックス

デスク上の配線整理におすすめなのが”ケーブルボックス”です。 その名の通り、”配線を収納”するためのボックスのこと。形状は様々ありますが、主にティッシュボックスのようなものが使いやすく人気です。また、最近ではインテリアのようなデザインのものも多くあり、デスク周りをおしゃれに彩ってくれます。

配線整理スタンド

デスク下の配線整理に便利なのが”配線整理スタンド”です。 ケーブルボックスと同様に、”配線を収納”するためのスタンドのこと。ただ、ケーブルボックス以上に収納力があり、配線だけでなく電源タップやモデム、ルーターなども一緒にまとめられます。個人事業主や小規模オフィスにぴったりのグッズです。

百均アイテム

アイディアグッズの宝庫と言えば、”百均アイテム”は外せません。 百均には先述したケーブルボックス、配線整理スタンドはもちろんのこと。ワイヤーネットや結束バンド、S字フックや粘着フック、収納ケースなども。百均アイテムは上手に組み合わせることで、アイディア次第でちょっとした配線整理に便利です。

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業者に任せるべき?

今回は配線整理術、ケーブル類を綺麗にまとめるアイディアをまとめてきました。「これならできそう」というアイディアはありましたか?しかし、オフィスで本格的に配線整理をするのなら、専門の業者に依頼することも検討しておきましょう。

配線整理は素人でもできる

電気工事や電話工事とは異なり、表面上の配線整理には専門資格などはありません。つまり、誰でも配線整理できるということ。例えば、結束バンドで配線をひとまとめにしたり、フラットケーブルに買い替えたり、モールを設置したりと。

また、OAフロアも溝タイプや簡易二重タイプであれば、一般の方でも十分に施工が可能です。「オフィス 配線整理」と検索すれば多数の事例が表示されるほど。興味とやる気があれば、DIY気分で挑戦してみるのもいいでしょう。

素人だとつなぎ間違えるかも

しかし、オフィスの規模によっては、電源コードやLANケーブルなどが10,20本にも。時には100,200本規模で配線されていることもあります。一般の方だとついうっかりで配線をつなぎ間違えたり、つなぎ忘れて断線させてしまう危険性も。

電源コードであればパソコンや複合機など、対応する設備の電源が落ちてしまいます。LANケーブルであればネットワーク全体が停止することも。ちょっとでも不安があるのなら、無理に自分で整理せずに業者(プロ)に任せるべきです。

”綺麗”にするなら業者にお任せ

一般の方の配線整理でよくあるのが、とりあえず配線類をひとまとめにするだけ。確かに、配線類はひとまとめにするだけでも邪魔にならず、ある程度の整理は可能です。ただ、オフィス環境を綺麗に、使いやすく保つのであれば不十分です。

というのも、オフィス環境は毎年のように変化するため。配線整理した時点でよくても、1,2年後には環境の大きく変わっていることが。その点、業者であればただ綺麗にするだけでなく、将来的な使いやすさも見越してレイアウトしてくれます。

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業者に任せてスッキリ!

今回は、オフィス内の配線整理術についてまとめてみました。電源コードやLANケーブル、充電コードなどオフィス内は配線だらけ。ちょっと油断していると配線類が溢れてしまい、オフィス内がごちゃっと使いにくくなってしまうことでしょう。

配線整理術の基本は”こまめに整理する”ことです。まとめて、溜めてしまうともはや一般の方では手の出せないレベルにまで。無理に整理するとつなぎ間違えたり、つなぎ忘れて断線させてしまう危険性もあり業者に任せるべきです。

もちろん、紹介したようなデスク周り、フロア(床面)の配線整理術は一般の方でも可能なものばかりです。例えば、結束バンドやモールを使ったものは簡単に試せます。オフィスのDIYも流行っているので、挑戦してみるのも1つの手です。

ただし、もしちょっとでも不安があるのなら、予算に余裕があるのならぜひ業者に依頼することも検討してみてください。業者はプロなだけにオフィス内を綺麗に、将来的に配線が増えたとしても整理しやすいようデザインしてくれるので安心です。